点だけでなく、あらゆる視点で


ヨガは、体を前屈したり後屈したり、側屈したり、ツイストしたり、腕や脚を大きく開いたり閉じたり、
逆さまになることもあったりと、あらゆる関節運動を行います。
だからこそ、どの動きに制限が掛かりやすいのか、
痛み、違和感を感じるか、または気持ちいいか。
そして呼吸がしやすい、しづらい、気持ちよさなど
色んな気づきを受け取ることができます。
ヨガレッスンの中でも左右差を感じるのはあるあるだと思い
ますが、あまりにも左右差があるとそれが痛みの原因になりうることも考えられます。
写真のTさんは、去年の夏ぶり2回目のパーソナルでした。
今まで運動をした経験がない、身体が硬く動かないしあちこち痛い、と仰っていた去年から比べ、この1年で楽に階段を上がれるようになり股関節も楽に開くようになってきたとのこと。
今回は肘の痛みや首肩周り、腿の外側や脛の張りなどが主訴でした。
右骨盤過前傾
左肩甲骨上方変位(頸椎水平)
右足部内側アーチが高い
ツイストポーズで左右差が大きい
左の肘が回内させると痛く伸ばしにくい
など
これらの視察、触察などから、筋膜の#スパイラルライン (SPL)上でのバランスが取れていないのではと考察しアプローチをしていきました。その他上腕三頭筋、棘上筋、広背筋のトリートメント&トレーニングも行いました。
セッション後は前のめりの姿勢が真っ直ぐに、上がっていた左肩も下がり、首が長くなりました。
身体全体が動かしやすくなり、ツイストのポーズも左右差がなくなったこと、肘も伸ばしやすくなりました。
少しづつでも、自分のやれるベストを尽くしているTさんはかっこいいなぁと思います✨
痛みや違和感のある場所だけを見るのではなく、
なぜそのようなことが起こるのか?関連する筋膜、筋肉の繋がりを見ていくと一見関係のなさそうな足部に実は原因があったり。
点で見ることだけではなく、その繋がりなどあらゆる視点から見ていくことの大切さを感じています。
そして筋肉のセルフケアだけでなく、
栄養に関すること、歩行の仕方や腰椎に負担のない机や椅子の高さなどもお伝えしていきます。
パーソナルでその時だけ良くなった、気持ちよかった、で終わりにしてしまうのは勿体無いです。
日々の過ごし方を見つめ直し、セルフケアを継続することで心身共にニュートラルに戻れるよう、しっかりと伴走していきたいと思っています。
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ヨガは医療行為ではないので診断したり、治す、ということもできませんが、
姿勢を評価して、動きの中でどこの筋肉が頑張り過ぎているのか、お休みしているのかを評価し、正しい体の使い方を伝えることで、気づきを促すことができます。
からだを動かして、一つ一つを丁寧に感じることや気づいていくことが健康への第一歩だと考えています。
10年後、20年後の未来のために、自分の幸せは自分でつくることの大切さを、いつも生徒さんから学ばせていただいています😊
いつも教室に通ってくださり、そしてsns掲載にご協力いただきありがとうございます🙏
7月のパーソナルは🈵となっております。
8月分は7/20(土)12時に受付開始となります。
よろしくお願いします🙇‍♀️
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