一人一人の個性に寄り添う
パーソナルでは、筋肉、筋膜など、もしくは拮抗筋などバランスのお話をしたりすることがありますが、そもそも私たちは骨格にも個性があります。
骨は受動的な運動器ですが
重力のみならず、いろんな方向からの力を受けている私たちの体。楽な方向にばかり体を動かして、いわゆる不良姿勢が続くと骨も変形しうるのです。先天的なものもあります。
特に股関節の場合、幼少期での座り方もかなり影響します。(成長期の部活などもカウンセリングで聞いたりもしますが)
実際に教室に来られている方の中で、臼蓋形成不全、変形性股関節症、人工股関節の方、#前捻角 が強い方が通われていますが、
みなさん、以前ヨガをやって痛みがひどくなってしばらくやらなかったけど、やっぱりヨガが好きだからということでお知り合いを通じて、教室に来られるようになりました。
その方の痛みが、骨性なのか、筋バランスなのかということの評価はとても大切だと思うのです。
パーソナルでは、その方の骨の個性も見ていくためのチェックもさせていただいた上で進めていきます。
写真のSさんは、3回目のパーソナル。
カウンセリング、過去のパーソナルやレッスンの中でどのポーズが気持ちよく取れるかなども把握していたこと、骨性では無いことを評価をした上で、股関節外転外旋させるポーズをスペシャルテストとしました。
左骨盤後傾
右肩甲骨下方変位(頸椎、ヤコビー水平)
股関節から仙骨部の痛み、
左膝Jサインあり
などから、筋膜の#バックファンクショナルライン (BFL)の過緊張の可能性を評価としアプローチを行いました。
セッション開始10分ほどで「あれ、痛みなくなったわ〜。あれー?不思議!!」と喜んで頂きました😊
骨性で、これ以上開脚できない、という方に無理に開脚を強いることは悪化させてしまう要因にもなりますが、
楽な方向ばかり選びすぎても弱くなるところがあるので、負担のない程度に、股関節であれば、外旋六筋など関節を守る筋肉を活性をさせることも大切。
アドバンスアーサナは柔軟性が高い人は必要なこともありますが、自分にとって必要なのかどうかを考える方が優先かなと思います☺︎
体硬いから、筋力ないから、疾患があるから、骨性だから、といってヨガを諦めて欲しくない。
自分の個性を受け入れるって難しいことだけど、
少しでもできることから試してみてほしいなと思います。
...
ヨガは医療行為ではないので診断したり、治す、ということもできませんが、
姿勢を評価して、動きの中でどこの筋肉が頑張り過ぎているのか、お休みしているのかを評価し、正しい体の使い方を伝えることで、気づきを促すことができます。
からだを動かして、一つ一つを丁寧に感じることや気づいていくことが健康への第一歩だと考えています。
10年後、20年後の未来のために、自分の幸せは自分でつくることの大切さを、いつも生徒さんから学ばせていただいています😊
いつも教室に通ってくださり、そしてsns掲載にご協力いただきありがとうございます🙏
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