産後パーソナルヨガ(腹直筋離開)
出産後だいぶ経ったとしても、お産の子宮や体へのダメージが未だに続き、尿漏れ、臓器脱になる方も多いというお話や、実際そういったお悩みの方がヨガを始めたり、実際パーソナルを受けられる方も増えてきました。
▪️先日パーソナルを受けられたHさんの場合
お産のあとしばらく経っても尿漏れが治らなかった
分娩時は難産で子宮底圧迫も行われたお産であった
3人とも大きくてお産が大変だった
医師から子宮が下がっていると指摘あり
産後ピラティスでトレーニングをした(カウンセリングや離開のチェックなし)
バランスのポーズが苦手、など。
そのお話を受けて腹直筋離開のチェックをさせていただきました。
臍上2センチ臍下4センチ 溝の幅2横指
私の指で、第一関節がズボズボと入り奥の方にハリがない状態であった。
(私の場合は、いま2人目産んで2年弱。
離開1横指あるが、奥にハリがある状態なので、
参考となるように実際に私のお腹を触っていただき違いを感じてもらってます。)
出産後しばらく経っても、体型が戻らない、お腹がぽっこり、尿漏れ、腰痛が治らない、体幹がブレる、という方のパーソナルは、腹直筋離開が原因なのではないか、と考察を立てることもあります。
腹直筋離開の状態では、腹横筋が働けず腹直筋の間が離れてしまっている状態なので、この状態でさらに無理にクランチなどの腹筋をして腹直筋が働くと溝が広がり裂けるように悪化してしまうことに。腰や骨盤底にも負荷がかかります。
場合によっては、医療機関への受診を進めています。
まずはインナーの腹横筋を働かせた上で、離開の様子を見ながら腹直筋を活性化させていく、といった段階を踏んでいくことが大切。
離開のチェックはネットで調べればいくらでも出てきますが、パーソナルや対面のレッスンでしっかりとお伝えして、感じていただきます。
産後すぐだけでなく、1人でも出産したら10年経っても30年経っても死ぬまで産後、だと思っています。
やっぱり姿勢への意識と深い呼吸ってとても大切なのです☺︎
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